ワケあって、アニメ作品を作ってみた。
実はアクション系の「走る」映画を撮ろうと思っていた。
しかし、どうもカラダがダルい。
それもそのはずである。朝方までレモンサワー500mlのアルコール度数9%を三本飲んで、午後に起床したからである。
さすがに「走る」気力が起きない。
何といっても冬の寒さが大いに苦手なのだ。
そして、コタツに潜り込みながらYouTubeを観ながら考える。「どーにかして違う撮影が出来ないものか?」と。
幾つかのアニメ作品を観ながら、「おー、アニメでも作るか」と頭をよぎった。
会話劇なら、すぐに作れそうだ。
それにアニメ作品は大きなメリットがある。寒い寒い、外に出なくてイイのだ。コタツに潜り込んで、絵を描くことが出来るではないか。
速攻でアニメ作品を考えて作ることにしたが、「会話劇」というのは、なかなか厳しいのではないか。
ヘタすると、「すご~くサムい」アニメになって、大滑りしてしまうのではないだろうか。
そんな不安が脳裏をよぎり、そんな恐怖にガクガク震えて、そんな意気地のなさが僕を八つ裂きにする。
そこで思い付いたのが、「殺人ゴリラ」である。
登場人物二人の会話の中で、「殺人ゴリラ」についての話題が出る。
その二人の前に「殺人ゴリラ」が現れるのだ。
それだけでは作品自体のパンチが弱い気がして、実写で「自分自身」が登場してみることにした。
アニメと実写の融合である。
実写の僕が、アニメの「殺人ゴリラ」に遭遇するのだ。
週に一本のペースで自主映画を作っているゆえに、大急ぎでアニメのアイデアを考えて、大急ぎで絵を描いて、大急ぎで実写の撮影をして、大急ぎで編集をしなければいけない。
とか言いながら、ぬくぬくとコタツで温まりながら絵を描く。
こんな寒い時期に「外で走ってなんかいられない」。
「いやぁ、アニメ作品ってイイなぁ!冬の間は部屋の中で自主映画を作ろうかなぁ!」と、アルコール飲んでカラダがダルくなったことをキッカケに、自主映画作りスタイルを変更しようと急旋回な舵取りをする。
「これは、ただのぐうたら男のセコい発想ではないだろうか」、そんな後ろめたさはない。
冬が苦手なのだ。
本来ならば冬眠していたいぐらいである。
暖房の効いた部屋で作品を作れるのであれば、それに越したことはない。
そんなこんなで急な思い付きではありますが、アニメ作品『マーダーゴリラ』をご覧下さいませ。
『マーダーゴリラ』
上映時間2分52秒 |
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