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映画『女神の見えざる手』ネタバレ・あらすじ・感想。

『女神の見えざる手』を観た。

『女神の見えざる手』
パーフェクトウーマンに感情移入出来ず。
とにかく凄い女性ということだ。
監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャステインマーク・ストロングサム・ウォーターストン
 

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予告編

 

 

解説

 
天才的な戦略を駆使して政治を影で動かすロビイストの知られざる実態に迫った社会派サスペンス。

監督は、『恋におちたシェイクスピア』『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』ジョン・マッデン。

『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャスティンが主演。

『キングスマン』のマーク・ストロング、『インターステラー』のジョン・リスゴーが共演。

2016年製作/132分/G/フランス・アメリカ合作
原題:Miss Sloane
配給:キノフィルムズ

 

あらすじ

 
天才的な戦略でロビー活動を仕掛けるエリザベス・スローンは、真っ赤なルージュで一流ブランドとハイヒールに身を包んで、大手ロビー会社で花形ロビイストとして辣腕をふるう。

彼女は銃の所持を支持する仕事を断って、銃規制派の小さな会社に移籍する。

アイデアと大胆な決断力で、困難な仕事に勝利の兆しが見えてきた矢先に、彼女の赤裸々なプライベートが露呈する。

重ねて予想外の事件が事態を悪化させていくのだが、勝利の女神は誰に、どんな風に微笑むのか?

 

感想

 
色んな駆け引き等が描写されていて気を緩めると物語に置いていかれそうになるのだが、僕は見事に物語に置いて行かれてしまった。

やはりこの手の映画は完全集中して観た方がイイ。

あまりにも完全無欠なパーフェクトウーマンの立ち振る舞いに、少し人間離れした違和感も感じられる

凄い能力を持った敏腕な女性であるが故に、あまり感情移入が出来ない主人公になってしまっているのだ。

自分の職場に、このエリザベスがいたら、すぐに蹴飛ばされてしまいそうな威圧感がある。

日本でリメイクするとしたら米倉涼子さんが演じそうな人物であり、やはり僕は蹴飛ばされてしまうであろう。

是非ともスマホ料金について、米倉さん主演でモバイル業界と戦って行っていくドラマを作って欲しいものだ。

ラスト、エリザベスの逆転劇と、戦略と、その覚悟の強さに、僕は脳天を殴打されたような衝撃が走り、「これぞ!女神の見えざる手か!」と不意に殴られたことに驚きを隠せなかった。

そして、物語に置いていかれてしまった僕は、本作の解説記事を読み「なるほど、そういうことか」と少しばかり理解したのであった、といったところで「カット、カット」。

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