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自主制作アニメ『地獄みたいな恋をした』一人で作ったショートフィルム

『花束みたいな恋をした』という映画が大ヒットしているので、『地獄みたいな恋をした』という作品を作ることにした。

地獄みたいな恋をした

 
大ヒットの理由は菅田将暉と有村架純の人気なのだろうが、「花束みたいな恋」を世間の人たちはしたいのだなぁというのが率直な感想で、僕自身はその映画を観てはいない。

評判もなかなか良いみたいだが、僕が映画の中で一番嫌いなジャンルが恋愛モノなので観ることを避けている。

他人の惚れた腫れただけを2時間眺めるほど、どーでもイイことはない。

しかも「花束みたいな恋」なんて虫酸が走るではないか。

とか言いながら機会があれば観てみようと思う(なんじゃそら!)。

自分の趣味ではない作品もチョイスすることも作品作りにおいての勉強の一環なのですな。

今回は『地獄みたいな恋をした』とタイトルが浮かんで作ってみようと思い立ったのだが、何せ一人で映画を撮っているものだから相手役の女優なんているわけがない。

いや女優さんが相手ならば、そんな恥ずかしい映画を自分主演では撮らない。

女優さんに「好きです」なんて台詞を言いたくないし、そんな素振りも見せたくない。

そんな映像が残ってしまうのは恥の極みである。

それに僕の相手役になる女優さんが可哀相ではないか。

こんなクズ野郎を相手に誰が瞳をウルウルとしてくれるだろうか。

ということで女優さんではなく、自分で描いた女性の絵を相手役にするという、これぞ地獄っぷり。

ダッチワイフを所有しているヤツより危ない。

「こいつは二次元相手の女性にしか恋愛が出来ないんだろ」と陰口を叩かれるかもしれないリスクを背負いながら、「馬鹿野郎。二次元も三次元も誰にも恋愛感情なるものは抱くつもりはない!」と黒ぶちメガネを上下に動かしながら鼻息荒く息巻く。

こちとら作品作りをせっせっと続けることが何よりもの至福の時で、女性とデートする時間さえも惜しいのだ。

特に駆け引きみたいなのが大嫌いで面倒くさくてしょうがない。

一緒にいたければ一緒にいればイイし、そうでなければByeBye!

女性とデートする時間があるなら映画を観ていたいとか読書したいとか、そんな気持ちが強いのだ。

さぁ、さっさっとブログを書き終えて、風俗に行って、BARでオンナノコを引っかけに行くとするか。

それでは『地獄みたいな恋をした』をご覧下さい。

これが僕が作る最後の恋愛映画となるでしょう。アーメン、オーメン、ツタンカーメン。

『地獄みたいな恋をした』

上映時間9分41秒

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