幼少期から絵を描き始め、現在18歳の奥村門戸(モンドくん)の東京では8年ぶりとなる個展に行ってきたのだ。
渋谷区神南にある「JINNAN HOUSE」にて5月13日(金)~5月22日(日)までの開催で、僕が訪れたのは14日(土)。
大都会の風景に紛れた一角で、かなり風変りな雰囲気を醸し出している。
「ここで個展?」と疑いたくなる感じは否めない。
少しばかりワクワクする気持ちが抑えられない。
どうやら本当に開催しているっぽい。
受付に行くと中は喫茶店のような感じで、アルコールも置いてある。ワンドリンク制ということで、ジンジャージュースを注文。この日は歩き疲れていたので、丁度いい休憩。
そして「奥村門土展」へ。
モンドくんの写真が飾られ、かなり手作り感満載でユーモアがあり個性的である。
モンドくんのことを実は全然知らなかったのだが、個展開催にあたり「キョンキョンも絶賛!」という記事を読んで、その言葉に釣られて見に来たのだ。
幼少期の頃から知っている気取りで絵を眺めていたが、知ったのは数日前で、馴れ馴れしく「モンドくん」と呼べるに値しない男だと勘づかれるのではないか?と隠すのに平静を保っていたのである。
モンドくんが今までにイラストを手掛けてきた書籍も。
非常に味のある本の表紙には打って付けの、目を引くイラストであることは間違いない。
一番大事なものは「絵を描くことを純粋に楽しんでいる」のが作品から伝わってくることだ。
楽しんで描いた作品が評価され、多くの人たちの目に触れることは、作家として申し分のない喜びである。
線のぎこちなさがイイ味を出している。倒れてしまいそうなCDがカラフルに色付けされたことで、おもちゃ箱みたいな楽しさと遊びゴコロが満載である。
実のところモンドくんの顔さえもハッキリと認識しておらず、後々ネットで顔写真を拝見したら、会場にいたことがわかった。
バラエティーに富んだユーモアある作品の数々が並ぶ。
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絵を描くことが好きだったから夢中で描き続けた。
純粋無垢な姿勢が作品に投影され、人々の心を掴む。
そして何と後日、キョンキョンも個展会場に訪れていたのだ。
キョンキョンに会っていたら緊張状態で卒倒していたと思うので、一目見たい気持ちはあるが、この日に現れなくて良かった。
18歳のモンドくんが今後、どういった作品を描き上げていくのか?非常に気になるところである。
どうか絵を描くことの楽しさを失わず、変な大人たちに利用されず、自身の心向くままに絵を描き続けていって欲しい。
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