15日、北千住マルイ6階のカレンダリウムで開催初日の『都市伝説展~みんなのオカルト50年史~』に潜入してきたのだ。
オカルトの50年を追った本展は、オカルトに関する現在までの歴史の流れを汲むことが出来る。
分かりやすい解説文と展示品、オカルトをエンタメに消化させた見どころ満載の数々。
50年の歴史の中で当時の時代背景と共に話題になったオカルトな出来事を楽しんでいく。
自分が子供の頃に噂が広まり流行ったものに懐かしささえ覚える。
顔ハメパネルで仲間内でゲラゲラと盛り上がれるのも良い。
日本中を震撼させた「ノストラダムスの大予言」はまさに90年代とは切っても切り離せない。
そう考えると僕たちの暮らしの中にオカルトは身近にあったものだと頷ける。
遠い世界の絵空事でもなく、かけ離れた不思議な出来事ではなく、日常の暮らしの中に少し足を踏み出せば迷い込んでしまう恐怖があったのだ。
恐怖心を感ずるはずのオカルトがエンタメになっているのも事実で、僕らは興味津々で噂話を聴いて心を躍らせている。
個人的には少年時代の方が色んなメディアを通して自然とオカルトに夢中になったものだが、インターネットでは「自らの意志で検索」しなければ中々知り得ない。
少年の頃はテレビでは「矢追純一のUFO特集」「冝保愛子の心霊特集」「あなたの知らない世界」等で勝手に情報がインプットされ、コロコロコッミクで「人面犬」を知り、漫画やアニメの「ゲゲゲの鬼太郎」「ぬ~べ~」等でオカルト世界に触れてきたのだ。
正直ネットで話題になったものは僕は知らないものが多く、後に実写映画化された作品で知る機会が増えた。
さて2020年代になるとYouTubeで都市伝説や怪談等の不思議な話を聴く機会が増え、また多くの魅力的な発信者のお蔭でオカルトを楽しめるようになった。
会場には沢山のファンたちが集い、それぞれの思い出と共にオカルト50年史を満喫する。
遊びゴコロを大事にした工夫を凝らせた写真撮影スポットが点在しており、展示品等と同様に非常に楽しめる展覧会であった。
この日はその後にオカルト仲間たちとの「たこ焼きパーティー」しながらの怪談会。
そして念願の歌舞伎町にあるスリラーナイトを貸切、村上ロックさんにも会え、大満足な一日。
さてこれからオカルトの60年史や70年史はどう彩られていくのだろうか。
ネガティブなものにならず、楽しみながらこれからも追いかけ見つめていきたい。
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