説明不要。ギャグアートというのも、どんどん描いていきたい。
一枚の絵でポンっと不思議なギャグが生まれるような。
僕の好きなマグリットは結構ヘンテコなことをいっぱいやっていた。
ギャグなのか、不思議な絵を描いたモノが多い。
パイポの絵を描いて「この絵はパイポの絵ではありません」みたいな。
マックといえば関西人はマクドナルドのことを「マクド」と呼称するが、関東に来た当初は凄く違和感があった。
僕の小学校時代からの友人が一浪して大学で東京に出てきた時、上京していた僕と一緒に遊ぶようになった。
まだまだ一応僕の方が東京歴が長かったのだが、その上京仕立ての友人が「マックへ行こう」と言った。僕は内心「え~、マック?マクドちゃうん?」と驚き、小便を漏らし口から泡を吹いて目ん玉が飛び出て遥か彼方に転がっていってしまった。
いや関西を離れ20年経つが、未だに僕は「マック」とは言えない。「マック」はApple製品のPCでしかない。マクドナルドは絶対的に「マクド」なのだ。
大体「マクドナルド」が「マック」になること自体おかしくないか。どうやったらマックになるんだ?!
絶対に「マクド」が正しいだろ?!
いや「マクド」もおかしい気がする。そんな上半分だけ呼んで、「ナルド」を無視するなんて「ナルド」が寂しいだろ。
漫才コンビ「マクドナルド」だったとしたら、ツッコミの「マクド」ばかり呼ばれて、ボケの「ナルド」が誰からも呼んでもらえないなんてコンビとして良くない。
二人揃って「マクナル」と略してもらわないと、正直やってられない。
「ウッチャンナンチャン」が「ウンナン」であるように、「ウン」だけで呼ばれても何のこっちゃかワカラナイ。
大体「マクドナルド」が存在するにも関わらず、ハンバーガーでもないリンゴ(Apple)が「マック」ってどういうこっちゃねん。
マクドナルドの店内でPCのマックを広げていたら、「マックでマックを広げています」って全然意味が分からんやろが。
そんなこと言い出したら部屋の窓の近くでWindowsを広げて、「ウインドウでウインドウズ」っていう状態も議論の題材にしなければならない。
僕たちは会話やその場の状況からの何となくのニュアンスで「マック」が「マクドナルド」のことなのか、「AppleのPC」のことなのかを判別しなければならず、極限状態のストレスの中で生きている。
一歩間違えれば、お先「マック」らだ。
マックとマック。
そんなギャグアートだ。
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