朝、目が覚めたら、死体が転がっていた。
現場状況、物的証拠から殺人罪で刑務所で服役した男の復讐劇。
たった一人しか出演しないのに、復讐劇の映画を撮るという挑戦。
どうすれば成立するのか?を考える。
完成してから、気がついたが、結局、ナレーションで語るわけだから、何でも出来るやん!ってこと。
これが一万人との戦いでも、ナレーションで「おれは一万人と戦った」と言えば、いくらでもやりようがあるってこと。
しかし、映画としての疑問というか、欠点はやっぱり大いにある。
映画は、やはり映像で表現した方がいい。
セリフで説明するのなら、映像は必要ない。
「おれはヤツを殴った」とセリフで説明するよりも、ヤツを殴ってるシーンを映像で見せればいいのだ。
それが映画であるべきだ。
と、自分の一人制作映画を否定しても仕方ないのだが、最善の方法を探しながら映画を撮っていきたい。
『ブラックマテリアル』
上映時間11分35秒
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