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最近観た映画4本。それぞれの天才監督。

しぶりに映画を観たって感じ。

ゴールデンウィークに20本位観て、それから何だか映画を観ていなかった。

では、久しぶりにレビューをさせていただきます。

『それでもボクはやってない 』
痴漢は悪。許してはいけない。
だけど冤罪もたまったもんじゃない。

監督:周防正行
出演:加瀬亮, 瀬戸朝香, 山本耕史, もたいまさこ

最近、ニュースで痴漢の報道が多いね。で、痴漢の容疑者が線路を走って逃げる。それほど痴漢で捕まるってことは社会的ダメージが大きい。痴漢は許しちゃいけないし、被害にあった女性は泣き寝入りしない方がいい。じゃないと味をしめた痴漢はまた繰り返すから。でもその一方で冤罪も問題だ。痴漢に間違えられたら終わり。逃げたくなるのもわかる。

映画を観ていたら、どの立場にも正義がある気がした。被害者の女の子。冤罪で捕まった主人公。警察に裁判官。警察は乱暴に主人公を責めるんだけど、その気持ちもわかる。ホントに痴漢をしていてもしらばっくれるヤツが多いだろう。優しく話しかけているだけでは、自分の罪を認めないヤツもいるだろうから。そんな考えさせられる内容であり、映画自体も役者の演技等リアリティーがあった。

法廷で痴漢された女子高生がボソボソ話すところも良かったし、傍聴マニアも良かった。よく描けていた映画だった。

『 アフタースクール』
脚本力の高さゆえに、
裏読みして観てしまうところが難点。

監督:内田けんじ
出演:大泉洋, 佐々木蔵之介, 堺雅人, 田畑智子

内田けんじ監督の『鍵泥棒のメソッド』は、内容を全然知らないで観たからその脚本力の高さにまんまとハマりすごく面白かった。そして今回はそのことで観る側である僕のハードルが上がり、どんなシーンを観ていても裏読みしてしまう。要はそのシーンをそのまんま受け入れない。何か裏があるんだろうなぁと思ってしまう。そして案の定、裏があるものだから驚きがない。

脚本力の高さを知っている人は、その裏を楽しみにしながらも素直に観ることが出来ないのが難点。

これは作品に罪はなく観る人の先入観に問題があるので、なかなか難しい。でも面白かったです。

『新宿スワンⅡ 』
スケールを大きくしたがるけど、
スケールよりもストーリーが大事。

監督:園子温
出演:綾野剛, 浅野忠信, 伊勢谷友介, 椎名桔平

大好きな園子温監督作品である。

街のシーンやアクションシーンを格好良く撮るには、もう申し分ない。

しかしシリーズものというのは、シリーズが進むごとにスケールを大きくしていく傾向にある。そりゃ1よりも2の方が派手にしたいものだ。2になったら「レインボーブリッジ封鎖出来ません!!」と派手なことをしたくなる。そして今作もスケールは大きくなった。新宿VS横浜は良かった。浅野忠信も格好良かった。でも僕は今作の2よりも前作の方が好きだ。

広瀬アリスがコンテストで何か変なダンスをするけど、「素晴らしい」と言って大きな拍手とともに感動しているけど、あれはシラけた。あと上地雄輔は怖い役をよくするけど、全然怖くない。人の良さが顔に出てる。

前作がヒットしたから園子温監督も求められているのは仕方ないが、やはり僕は園子温監督のオリジナル作品が好きなのだ。

アウトレイジ ビヨンド
北野武監督のエネルギッシュな
感性は、嬉しいかぎりだぜ。

監督:北野武
出演:ビートたけし, 西田敏行, 三浦友和

『アウトレイジ』に関しては、1よりも今作の方が面白さが倍増していた。

『それでもボクはやってない』を観たばかりだから、加瀬亮の演技の変わりようはスゴかった。また前半でどんどん調子に乗っているから、後で酷い目にあうのが笑える。残酷なシーンなんだけど笑える。北野武監督のその描写ってのは本当に上手い。暴力や残酷なシーンもそれだけではなく、なんか笑えるところがある。また逆に切ないところもある。

ヤクザ映画で思いっきり娯楽にして、ガンガン言葉でぶつかり合って、バンバン撃ちまくって、北野武監督のエネルギッシュな感性は嬉しい。

イイ意味でクレイジーでいてくれる。

役者陣の演技も面白いし、こういう元気のある映画がどんどん日本映画を盛り上げて欲しい。



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