毎週毎週一週間に1本、映画を公開することを自分と約束をしていて、一週間に物語を考えて脚本書いて撮影して編集をする。
そして、30本の一人自主映画が完成した。
1作目~10作目までの解説
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予告編 |
11作目~20作目までの解説
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予告編 |
㉑『アンチヒーロー』 上映時間12分03秒 怪人をボコボコにいじめる、 凶暴なヒーローを描きたかった。 |
この作品は、コンペ出品作だった。
ヒーローをテーマに映画を撮るのだが、「おれはヒーローだっ!」みたいな、いかにも正義のヒーロー像を描きたくなかった。
逆に、ヒーローが怪人をどんどん追い詰めていくような映画を撮りたかった。
怪人をボコボコにして、怪人をいじめるようなヒーロー。出演者が他にもいれば、ヒーローがボコボコにした怪人を子供たちがボコボコにしている画(え)を描きたかった。
そして殴る蹴るを一人でする初のアクション映画。
㉒『蠢く隣人』 上映時間19分06秒 一人二役でどこまで出来るか?の挑戦作。 |
一人二役をする時に、『こちら地獄ヶ丘TAXI』という作品では、車内の運転席と後部座席でなんとか編集が繋がり、一人二役が出来るんだなぁと確認できた。では、部屋という空間ではどうだろか?
一人二役とか作品を創る時は、実は「ちゃんと繋がるんだろうか??」という不安を抱きながら撮っている。
編集がうまく繋がらなければ、作品は成立しない。
この作品が出来たことによって、以降の一人二役作品に可能性が広がった。
㉓『GUM』 上映時間5分9秒 初のアニメ作品。色々と勉強になった。 |
アニメを創りたいと思ったから、すぐに創ってみた。
ゴールデンウィークで一週間かけて創った。
この作品は、何度も投げ出そうと思った。オチを考えないまま、思いつきで描きだしたので途中で行き詰る。
主役の顔も、最初描いていたものと変更した。一週間で仕上げようとしたのは無謀だった。
今度は時間をかけて、キッチリと創ろうと思った。何事も実践してみることが一番の勉強になるので、次回作に活かしていきたい。
㉔『ポンと俺のUFO奇譚』 上映時間16分11秒 撮りたかったSF映画だが、製作費ゼロ。 |
SF映画は憧れるジャンル。
しかし製作費も膨大にかかるし、CGやスケールの大きさなどもSF映画には欠かせないものだ。
それを一人自主映画で出来るように、製作費もゼロでCGもない、スケールの小さいSF映画にした。
㉕『三日後の死神』 上映時間19分46秒 散髪前と散髪後の一人二役。 |
髪の毛を切ろうと思って、どうせなら散髪前と後で、一人二役に活かしてみた。
それだけだと演じ分けるのが困難なので、散髪後の死神役は金髪にして顔にメイクをした。
またビートたけしのような漫談をしたかったので、作品の中で漫談を取り入れた。
㉖『魔界の君に、恋をした。』 上映時間 8分12秒 タイトルが浮かんで、物語を作った。 |
室内での撮影が続いたので、野外での撮影をしたかった。そこで樹海を選んだ。
タイトルが先に浮かんで物語を考えていった。
魔界の女性に人間界の男が恋をして、どうなっていくのか??って話。
㉗『狩人は夜に咲く』 上映時間8分32秒 殴る蹴る、殴られ蹴られるを、 一人でどこまで出来るか?やってみた。 |
髪の毛を切って人相が悪くなったついでにヒゲを生やして、暴力映画を撮った。
ここで心配だったのは、殴るシーンと殴られるシーンがうまく繋がるかどうか。
ロケ地選びは、歩道橋やトンネル内などイイところを見つけれて良かった。
㉘『5minutes』 上映時間 5分00秒 5分の映画を創ろうと、 そのまんまタイトルも5分。 |
ちょっと長めの映画が続いたので、5分ぐらいの映画を創ろうとして考えたもの。
タイムスリップものは以前からやってみたくて、でも大それたことは出来ないから、たった5分のタイムスリップ映画を撮った。
㉙『シリアス -15年目の真実 -』 上映時間 16分43秒 人相を悪くして殺人犯のシリアスな役。 |
自分のその時の人相によって、映画の内容を考えたりする場合もある。
ヒゲを生やして殺人犯の役を演じようと思って、この作品を創った。
元々話の内容は、探偵の推理ものにでもしようかと考えていたもの。
探偵の推理ものは、またどこかで撮ろう。
㉚『夕焼け父ちゃん』 上映時間11分58秒 30作目は昭和のニオいプンプン映画。 |
もう気が狂ってる。
出演者一人で、親子の物語を撮っている。
誰もいないのに、そこに我が子がいるかのように語り、一人で熱くなっている。
ダサいクサいカッコ悪い映画を堂々と創った。
予告編
21作目から30作目の予告編。 |
今はとにかく思いついたアイデアは、どんどんカタチにしていく。
質にこだわり過ぎると、完成のスピードは遅くなる。
しかし量を創れば、いつの日か質も追いついてくるものだ。
バットをぶんぶん素振りしているよりも、何度もバッターボックスに立って、実際にバットを振った方がその感覚をカラダで覚えるものだ。
芸人が漫才やコントを何十本も何百本も作るように、ミュージシャンが曲を何十曲も何百曲も作るように、今、僕は何十作と何百作と映画を創る。
これからも湧き出たアイデアは、どんどんカタチにしていく。
でなければ、僕のような虫ケラはこの世に自分の存在理由などないのだ。
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