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最近観た映画4本。北村龍平監督『VERSUS ヴァーサス』最高!

VERSUS ヴァーサス』、好きだ。

インディーズ映画にして最高にクレイジーでパワフル。

ここまで徹底的にやってくれると、「参りました!」「最高です!」と、ひれ伏すしかない。

あまりにもパワフルで画面から本作に懸けたスタッフやキャストの想いがビシバシ伝わってくる。

メイキングも観たが度肝を抜かれた。

思わず北村龍平監督の本を買ってしまった。

『北村龍平 MAN ON FIRE
北村 龍平 (著)

ということで、北村龍平監督作品を色々と観た。

VERSUS ヴァーサス
衝撃的なインディーズ作品!!
めちゃくちゃ好きな作品!!

監督:北村龍平
出演: 坂口拓, 榊英雄, 三坂知絵子

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とにかく好きな作品。

気合が入りまくりで、度肝を抜かれた映画。

個人的に「日本人の若者が銃をカッコ良く手に持っている」という画(え)はリアリティーがなくて好きではなく、違和感ありまくりカッコつけた感丸出しの学芸会に見えてしまう。

しかし『VERSUS ヴァーサス』は、そんなものを超越した凄さがある。

何だかカッコつけている感があるのは確かだが、それがカッコイイ。

中途半端にカッコつけるからダサイのであって、ここまでカッコつけられたら、もうめちゃくちゃカッコ良くなる。

アクション満載で、気合いと気迫がハンパない。

皆、100%のチカラを120%、いやそれ以上に出そうと本気でやっている。

手抜きをしない。その気迫が伝わってくるからカッコイイ。

榊英雄が特にカッコ良かった。

メチャクチャ大変なアクションを本気で作ろう!という心意気が好きである。

 

ALIVE
榊英雄と坂口拓の夢の対決も、
VERSUS 』での興奮がない。

監督:北村龍平
出演:榊英雄, りょう, 小雪,小田エリカ, ベンガル

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密室劇での物語が展開されるが、画面も物語も暗い。

暗くてもイイが、アクションも暗い。

榊英雄と坂口拓の夢の対決なはずが、大興奮ってなわけにはいかなかった。

VERSUS ヴァーサス』では二人とも人殺しの顔をしていて、殺気だっていたではないか?!

VERSUS ヴァーサス』が好き過ぎて全然物足りなかった。

 

『ザ・レイド GOKUDO』
アクションは文句なしに凄い!
でも日本人キャストいらんやろ。

監督:ギャレス・エヴァンス
出演:イコ・ウワイス, ティオ・パクサデウォ,アリフィン・プトラ, 遠藤憲一

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本作のシリーズでのアクションに文句はない。

マジで殴ってる?というシーンが何箇所もあり、カーチェイスもスゴイし、全部スゴイ。

イチャモンを言いたいわけではないが、アクションが素晴らし過ぎるが故に気になったところがある。

シリアスな展開でコメディー要素がない割に、敵役で金属バットの男とカナヅチを二つ持った女が現れる。

「え?」と、疑問が脳裏をよぎる。

「拳銃で撃ったら早いやん」。

拳銃使わずに、わざわざ金属バットとカナヅチって??

『キルビル』ならわかる。コメディー要素も強く、色んな武器で戦う面白味があるから。

しかし『ザ・レイド』は、物凄くシリアス。

あと日本人の極道いらんやん。

日本人の極道とアクションを繰り広げるなら全然面白いが、日本人は何もせずにカッコつけているだけ。

銃撃戦ぐらいしなさいよ。しないなら、出さなくていいよ。まどろっこしい。

でもアクションは最高です!!

 

荒神
題材は面白い。
でも物足りない。

監督:北村龍平
出演:大沢たかお, 加藤雅也,魚住佳苗, 榊英雄, 坂口拓

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北村龍平監督といえば、発言にしろ、映画に取り組む姿勢にしろ、パワフルでカッコイイ。

VERSUS ヴァーサス』のDVDや、自主映画『ダウン・トゥ・ヘル』も注文した。

著書も読書中である。

だからこそ感じる本作の物足りなさ。

題材は面白い。

ずっと続く怪しい雰囲気と、最小限の出演者で、大沢たかおと加藤雅也の攻防はイイが、物足りない。

 

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