ホラー映画ばかり観ている。
他ジャンルも観てはいるが、どうせならホラーだけの感想をまとめてみた。
『トリハダ ‐劇場版‐』 結末を曖昧にするのは好きではない。 ついつい観てしまったが。 監督:三木康一郎 出演:谷村美月, 木南晴夏, 佐津川愛美 |
ホラー系でガッカリするのは、結末をぼかすこと。
作り手の気持ちとして意図は理解出来るが、観ている人にとってはスッキリしなくて後味が悪い。
オムニバス系でついつい観てしまうので、結末がバッチリ決まればもっと良かった。
『13日の金曜日(1980)』 素晴らしきかな世界観!! ジェイソンママの復讐劇! 監督:ショーン・S・カニンガム 出演:ベッツィ・パルマー, エイドリアン・キング,ハリー・クロスビー, ローリー・バートラム |
知らなかった。1作目はジェイソンママの復讐劇だったとは。
相手はオバさんなわけだから、そんなに強くない。
こっちが攻撃したらオバさんも痛がる。
ジェイソンが襲ってくるよりも全然面白い。
『13日の金曜日PART2』 お馴染みのジェイソンではない。 麻袋を被った頭の悪い怪力男。 監督:スティーヴ・マイナー 出演:エイミー・スティール, ジョン・フューリー,エイドリアン・キング, カーステン・ベイカー |
麻袋を被っているジェイソン。
頭があんまりよろしくない、バカ。
本気で逃げられたら全然仕留めれない。
1の方が好き。
『貞子3D~2Dバージョン~ 』 ホラーなのかコメディーなのか。 ホラーだとしたら・・・、残念! 監督:英勉 出演:石原さとみ, 瀬戸康史,山本裕典, 田山涼成 |
これは酷い。もうメチャクチャだ。
そのうち貞子が巨大化したり空を飛び出したって、何とも思わなくなるだろう。
何でもありで、笑わせようとしてるとしか思えない。
『 クロユリ団地』 なかなか怖かった。 前田敦子はしっかりして欲しい。 監督:中田秀夫 出演:前田敦子, 成宮寛貴, 勝村政信, 西田尚美 |
なかなか怖かったが、前田敦子演じる役柄がフツーでないのが残念。
主役が正気を保ってないと、物語の軸がなくなる。
前田敦子という軸があるからこそ観ている者は動揺して恐怖出来るのだが、前田敦子という軸がブレまくるおかげで観ている者が置いてけぼりにされるのだ。
最後の最後まで前田敦子を通して、物語を引っ張っていってくれなきゃいけない。
幽霊も主人公も「変」だと、どーすればいいのかわからない。
成宮君のおかげで、かろうじて見ている者をサポートしてくれた。
『 13日の金曜日PART3』 登場人物全員アタマ悪い。 何もないけど驚かすパターンの演出多い。 監督:スティーヴ・マイナー 出演:ニック・サヴェージ, レイチェル・ハワード,ダナ・キンメル, ポール・クラッカ |
登場人物が全員バカ。暴走族が出てくるが、暴走族もバカ。
こんなにバカが集まると、そりゃ簡単に殺されちゃう。
くだらないことで驚かせる演出が多過ぎて、飽き飽きする。
後半のジェイソンとの死闘だけは良かった。
『呪怨 劇場版』 俊雄くんと伽椰子のキャラを生んだ! 巧みなホラー演出!! 監督:清水崇 出演:奥菜恵, 伊東美咲, 上原美佐,市川由衣, 津田寛治 |
子供の幽霊の俊雄くんはパンツ一丁なので、パンツ引っ張ったら怒るだろうか。
Jホラーの代表作『呪怨』の俊雄くんと伽椰子のキャラクターの発明が素晴らしい!
『呪怨 2 劇場版』 巧みな演出、アイデア豊富な表現! 笑えるが恐怖が面白い!傑作! 監督:清水崇 出演:酒井法子, 新山千春, 堀江慶,市川由衣, 葛山信吾 |
やり過ぎ。次から次へと、色々と知恵を絞り考えている。
ホラーの演出も笑えてくる。
非常に好きな作品、傑作!!
『呪怨 終わりの始まり』 だいぶ慣れてきた。 シリーズものは大変! 監督:落合正幸 出演:佐々木希, 青柳翔,トリンドル玲奈, 金澤美穂 |
シリーズものは大変。
前作よりも恐怖を!前作とは違った表現を!ネタも尽きてきて大変に成らざるを得ない。
ホラーが過激になり過ぎて、コメディーになっちゃった。
『呪怨 ザ・ファイナル』 もうホラーではない。 クドイ。何も怖くない。 監督:落合正幸 出演:平愛梨, 桐山漣, おのののか,黒島結菜, 袴田吉彦 |
呪怨シリーズを立て続けに観て、ファイナルに期待していたが、だんだんしんどくなってきた。
色んな表現と演出を駆使して、恐怖のおもちゃ箱のようにバラエティー豊かではあったが、もう脱線するしかなくなった。
このままズルズルと続編を作っていっても仕方ない。
今回でファイナルにしたのは、いい決断であった。
『貞子vs伽椰子』 メチャクチャな題材。 よくぞここまでまとめ上げた! 監督:白石晃士 出演:山本美月, 玉城ティナ,佐津川愛美, 甲本雅裕 |
こんな無茶苦茶な題材を、よく作品として仕上げたと思う。
貞子と伽椰子を戦わせるという大喜利は、なかなかの難題である。
二つの物語を描いて、途中でその物語を交錯させる。
バカバカしい対決ではあったが。
『のぞきめ』 のぞいている目って、 そんなに怖いものなのか。 監督:三木康一郎 出演:板野友美, 白石隼也, 入来茉里, 玉城裕規 |
のぞいてる目というのは怖いとは思うが、ずっと同じことをやられたら飽きるのではないか。
毎回毎回「ギャーッ!!」って叫ぶのは不自然である。
そんなことよりも板野友美って思ってた以上にアヒル口で、それがすごく気になった。
「のぞき目」よりも「アヒル口」が気になる。
特に怖くもない作品。
『13日の金曜日・完結編』 しんどい。 何も変わらない。 監督:スティーヴ・マイナー 出演:キンバリー・ベック, エリック・アンダーソン,ジュリ・アロンソン, ジョーン・フリーマン |
演出のパターンがしんどい。
何もないのに耳元で「わっ!」って言って驚かせる方法って、何度も使っちゃいけない。
『着信アリ』 前半の展開はすごく良かった。 途中から失速した。 監督:三池崇史 出演:柴咲コウ, 堤真一, 吹石一恵, 石橋蓮司 |
自分のケータイ番号から着信があって、留守電メッセージで恐怖に持っていく設定が良かった。
前半は展開に期待出来たが、テレビ局のヤツらが登場したところぐらいから何だかつまらなくなった。
友人同士とか、狭いコミュニティーの中で恐怖感を出してくれた方がいい。
テレビ局とか霊媒師や警察が出てくると、リアリティーがなくなり、つまらなくなる。
後半はテンポも悪くなって残念。
『新・13日の金曜日』 バカばかりで疲れる作品。 もう何が、何だか・・・。 監督:ダニー・スタインマン 出演:ジョン・シェパード, メラニー・キンナマンシェイバー・ロス, リチャード・ヤング |
殺人事件が冒頭で起こるのだが、「何やねん!それ!」みたいな事件。
薪割りしてるところにアホなヤツが登場して、感情的になって、そのアホを殺す。
シリーズ、だんだんつまらなくなっている。
まだ続きを観ると思うけど。
『仄暗い水の底から』 長いなぁ。じれったいなぁ。 しんどいなぁ。 監督:中田秀夫 出演:黒木瞳, 菅野莉央,小口美澪, 水川あさみ |
イイ感じの恐怖ではあったが、だいぶ長い。
ホラーなので心理描写を表現するには長い沈黙も有効的ではあるが、それにしても長かった。
ラストも好きではない。
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