ジャンル問わずいろいろ。
気になっていたが、観ていなかったものも観たのだ。
『鉄コン筋クリート 』 独特のタッチと街並みが素敵。 物語は後半が残念。 監督:マイケル・アリアス 出演:二宮和也, 蒼井優 |
独特の絵のタッチ、街並みが素敵な世界観を生み出している。
描き込まれた街のゴチャゴチャ感がめちゃくちゃイイ。
スタジオ4℃のクオリティーの高さに驚き歓喜する。
蒼井優の声もすごく良かった。
松本大洋原作の漫画版を読んでいないので何とも言えないが、物語の後半はどうしてあんなにつまらない感じになったのだろうか。前半はすごく良かったのに。面白くなりそうな期待値が後半になってどんどん失速していった。
ダークに堕ちた主人公の心理描写が余りにも長いことによって、テンポが超絶に悪くなった。
前のめりになれず自分までもがダークに堕ちていったかのように、観ていることがダルくなった。
『ラビット・ホラー 』 よく考えられているが、 怖くもなく盛り上がりもない。 監督:清水崇 出演:満島ひかり, 澁谷武尊, 大森南朋,緒川たまき, 香川照之 |
清水崇監督の『戦慄迷宮』と少しリンクしていて、『戦慄迷宮』はすごく良く出来ていた作品だったが、本作はイマイチ。
物語はよく考えられているとは思うが、清水崇監督の得意な肝心のホラーシーンが物足りなかったのが、残念。
もっと過激なホラーが欲しいのだ。
『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』 つまらないわけではないが、 超ベタベタ幼稚な物語とキャラ。 監督:スティーヴン・ソマーズ 出演:ブレンダン・フレイザー, レイチェル・ワイズ,ジョン・ハナ, アーノルド・ボスルー |
『インディー・ジョーンズ』を期待していたが、『インディー・ジョーンズ』には到底敵わない。
冒険活劇ものは好きなジャンルではあるが、あまりにもベタで幼稚な作品である。
つまらないとも言い切れず、物語がベタベタ過ぎて何の意外性もないので、思い通りの展開に進んでいっているのを確認しているだけなのだ。
『荒野の決闘』 保安官の荒野での決闘。 昔の王道西部劇。 監督:ジョン・フォード 出演:ヘンリー・フォンダ, ビクター・マチュア |
1946年の映画なので72年前。
腕のいい保安官が荒野で撃ち合いをするという王道過ぎる映画で、特に驚きも感動もなかった。
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