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映画『オブリビオン』ネタバレ・あらすじ・感想。

壊滅の地球を見せながらもビジュアルが美しい。

リアルな半壊滅状態なら凄惨過ぎて見ていられないのではないか。

ドキュメントではなくてSF映画なので文句なしのビジュアルである。

荒廃した地球を、たった一人捜査するトム・クルーズ、その絵がまた魅力的である。

『オブリビオン』
半壊滅の地球にトム・クルーズ。
先行き不明の映画は意外な結末へ。
監督:ジョセフ・コシンスキー
主演:トム・クルーズ, モーガン・フリーマン

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予告編

 

 

解説

 
『ミッション:インポッシブル』シリーズなどのトム・クルーズ主演によるSF大作。
 

エイリアンの襲撃によって壊滅状態の地球。

生き残った人類は遠い惑星へと移住を余儀なくされた。

地球に残って監視任務をしていたジャック・ハーパーは、ビーチと名乗る男との遭遇を機に自身と地球の運命を左右する事態に巻き込まれていく。

『トロン:レガシー』で注目を浴びたジョセフ・コシンスキーが監督。脚本は『ディパーテッド』のウィリアム・モナハンやマイケル・アーントらが参加。

共演は『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ、名優モーガン・フリーマン。

2013年製作/124分/G/アメリカ
原題:Oblivion
配給:東宝東和

 

あらすじ

 
エイリアン“スカヴ”による侵略を食い止めたのが、その戦いの傷跡は深く、地球が半壊してから60年がたった。

生き残った地球人たちは他の惑星へと移住した。

ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)だけが、まだ地球に残って上空から偵察していた。

パトロール中の彼は、誰一人として生存しているわけがないエリアで何者かの襲撃を受けてしまった。

ビーチ(モーガン・フリーマン)という謎の男が、混乱するジャックの前に現れた。

男との遭遇を機に、ジャックは地球や人類、自身の運命を担う冒険に出ることに。

 

感想

 
内容の予備知識がないまま鑑賞してみた。

トム・クルーズが大勢の人たちと関わり合って戦いを繰り広げる映画だと勝手に予想していたが、登場するのはトム・クルーズばっかり。

壊滅状態の地球をたった一人でパトロールするという「何とも地味な映画だなぁ」と思った。

しかしSF映画としては、ありそうでなかったような珍しい設定である。僕が知らないだけで、よくある設定なのかもしれないが。

荒廃した地球ではあるが映像のビジュアルは美しく、トム・クルーズが一人で捜査を遂行する絵だけで映画を持たせるチカラがあることが凄い。

やがてトム・クルーズが発見した女性やモーガン・フリーマンの登場などで、物語は違った展開へと進行していく。

先行き不明のまま次から次へと真実が明るみになっていく。

戦闘シーンもあるが派手なSF映画ではなくて、落ち着いて不思議な映画を鑑賞するならば持ってこいの映画である。

そして、なんとトム・クルーズと監督のジョセフ・コシンスキーのコンビは、2020年6月に新作の『トップガン』でも手を組んだのだ!

50歳を超えてもなお疾走し続けるトム・クルーズにあっぱれ!ってなところで、「カット、カット」。

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