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映画『愚行録』ネタバレ・あらすじ・感想。

『愚行録』を観た。

『愚行録』
監督:石川慶
出演:妻夫木聡満島ひかり小出恵介
本当に愚行、どいつもこいつも愚行。
誰にも共感出来ない薄っぺらいヤツら。

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予告編

 

 

解説

 
第135回直木賞の候補になった貫井徳郎の同名小説『愚行録』を、妻夫木聡と満島ひかりの共演で映画化。

羨望や嫉妬、駆け引きなど、誰もが日常的に積み重ねている「愚行」が複雑に絡み合っていく様を描いたミステリー。

ロマン・ポランスキーらを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学んで、短編作品を中心に活動してきた石川慶監督が長編監督デビュー。

『松ヶ根乱射事件』『マイ・バック・ページ』などを手がけた向井康介が脚本。

『悪人』で共演した、妻夫木聡と満島ひかりが兄妹役で出演。

 

2017年製作/120分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野

 

あらすじ

 
エリート会社員の夫・田向浩樹(小出恵介)と美しい妻・夏原友季恵(松本若菜)と娘の一家が、何者かに惨殺された未解決事件。

事件発生から一年、その真相を追う週刊誌記者の田中武志(妻夫木聡)は、一家の関係者を取材していく。

浩樹の同僚・渡辺正人(眞島秀和)、友季恵の大学時代の同期・宮村淳子(臼田あさ美)、浩樹の大学時代の恋人・稲村恵美(市川由衣)らから語られ、一家の意外な素顔が浮き彫りになっていく。

そして、自身も妹の光子(満島ひかり)が育児放棄の容疑で逮捕されるという問題を抱えながら、事件の真相を追って行く。

 

感想

 
本当に「愚行」。ただただ「愚行」の数々を並べて、最後まで「愚行」をやり続けた記録。

ここまで愚行をするバカがいるのかという位、愚行である。

若き男女たちが、自分の恋路であったり、見栄だったり、薄っぺらい幸せのステータスを着飾っているだけの愚行録

雑誌記者役の妻夫木聡が未解決事件である「田向一家殺人事件」の真相を追う。

いつも思うのだが、何でこんなにイケメンなのに浮かない顔をしているのだろうか?

本当は悩みなんて何もないだろう?

実生活ではモテモテでハッピーでヤリたい放題の妻夫木くんが想像出来るので、神妙な面持ちは不自然でしかない。

そして、出てくる登場人物全てが美男美女であることに邦画作品への憤りを感じる。

こいつらの薄っぺらいこと、薄っぺらいこと。誰一人とも友達になれないし、誰一人にも共感出来ない。

こいつらのことが僕は大嫌いな人種。上っ面だけの人間関係。

殺害された田向一家は理想的な家族と言われているが、ハリボテの幸せにしか見えない家族であり、恐らく数年後にはどちらかの不倫で離婚しているだろう。

登場人物に対してそんな文句はありつつも、役者陣の演技は良かったと言える。

妻夫木聡の抑えた演技と満島ひかりの危険性を秘めた演技、二人の軸が物語を支えながら、ぐるぐると次なる展開を巻き起こしていく。

ただ事件の真相を追求していく物語においては、余計な寄り道を沢山したという印象。

殺害された田向夫婦のそれぞれの人間性を浮き彫りにするためには仕方のない描写ではあるが、ゴールに辿り着くまでに余計な寄り道を沢山して、単純なはずの物語を複雑化させて見せている。

映画の中で一番怖かったのは、満島ひかりの大学時代の同級生が、妻夫木聡の妹が満島ひかりだということを知らずに満島ひかりのことを悪く言っていたシーンであった。

黙って聞いている妻夫木聡に言っちゃいけないことを喋る。「ヤバイよ、ヤバイよ!」と観ている側が手汗握る。

ってか、簡単に人を殺しますね!!

衝撃的な事件の真相を淡々と静かに表現していたのは、人間の心の闇の底にどっぷりと堕ちてていくようで良かった。

結局はこの兄妹の物語で、あんた達の愚行による自業自得で迷宮入りしているだけであった。

それにしても僕の人生も愚行録であったことを映画を観た後に気付かされた、といったところで「カット、カット」。

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