遂に!みうらじゅんさんの展覧会に22日、初めて潜入することが出来たのだ。
場所は埼玉県の所沢市民文化センター ミューズ。
よく道路で見かける「飛び出し注意!!」の子供の看板を見かけるが、それの「みうらじゅん」バージョンでお出迎え。
こりゃあ楽しみじゃないか!
自分の遺影写真を出入り口に飾るセンス。流石!!葬式の参列に来たのではないぞ 笑。
お香典を渡し、いや入場チケットを受付で渡して入場!!いざ、潜入!!
「マイブーム」という流行語を生んだみうらじゅんさんの、少年時代から現在までの「マイブーム」の軌跡を余すことなく公開!!
みうらじゅんさんは「物を如何に捨てることなく、残せるか?」そのことばかりを考えて生きてきたらしい。
そのことが痛い程わかる「ブーム」の「ブース」の数々。
世の中にある数々の珍品というか変なモノが特にみうらじゅんさんの心を惹きつけるのだろう。
「ゆるキャラ」も、みうらじゅんさんが生んだ言葉。「ゆるキャラ」が全国的なブームになったのも誰もが周知のこと。
コレクションの数々に会場を訪れたお客さんも心躍らせるのだ。
僕が特に興味を示し本展覧会で見たかったのが「仏画」である。
ひとつひとつ丁寧に写経のように描き上げられた「仏画」が、「仏画曼荼羅」と題して壁に敷き詰められる。
街中で掲げられている看板文字の写真を撮り、文字を並べ組み合わせて作る「アウトドア般若心経」。
誰もが注目しなかったモノに焦点を合わせて、誰も相手にしなかったようなモノを拾いあげる。
大人がふざけるから面白い。真面目にふざける感性が、誰かの心をクスクスとくすぐるのだ。
そして「仏画」同様、僕が見たかったのがコロナ禍に描いていたという「コロナ画」。
ピカソの壁画『ゲルニカ』とほぼ同サイズだという「コロナ画」。その奇想天外な世界観に圧巻!!
グッズ売り場では以前から欲しくて気になっていた「コロナ画」グッズが販売されていたが、冷蔵庫に貼る「コロナ画」マグネット使用だったので断念。みうらじゅんさんによる「冷マ(冷蔵庫に貼るマグネット)」の遊びゴコロが効いているが、出来れば「コロナ画」の画集が欲しいのだ。
隅々まで細かく見ていたら何時間あっても永久に展覧会から出られない、世の中のオモシロが詰まった展覧会であった。
文藝春秋から発売している、みうらじゅんさんの著書を購入すると直筆のサイン入りカードが貰えるらしく、何と「残り3枚」の時に運良くサイン入りカードをGET!
真面目にふざけて、自分の好きなことを目一杯やっている大人は面白く非常にカッコイイ!のだと思った。
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