『クリード/チャンプを継ぐ男』の続編で、自らメガホンをとることになっていたシルベスター・スタローンが監督を降板したことが明らかになった。
一作目の『クリード』も、スタローンが監督ではないので全然驚く話題ではないのだが・・・、スタローンはやっぱり偉大。
名作『ロッキー』がファイナルしたと思っていたら、ロッキーのライバルであるアポロの息子、クリードの物語が始まった。
『クリード/チャンプを継ぐ男』 |
1976年にスタローンが脚本を書いて主演・監督した『ロッキー』で、スタローンは一躍大スターになった。
この大人気シリーズも『ロッキー・ザ・ファイナル』で終止符を打ったが、ある日「アポロに息子がいたとしたら・・・」というアイデアを持った若きクリエイター、ライアン・クーグラーが訪れてスタローンはその構想に魅了された。
当時、長編映画を撮ったことのなかったライアン・クーグラーは、『クリード/チャンプを継ぐ男』を監督して大絶賛されて見事にチャンスを掴んだ。
そして『クリード』の続編でのスタローンの監督降板を自身のインスタグラムで明言したのだが、その言葉がまた痺れるのだ。
「アドニス・クリードというキャラクターは新しい世代を反映している。だからこそ、彼の世代の監督が指揮をとることが重要だ」
「幸運にも、スティーブン・ケープル・Jr.という新たな才能が監督を引き継いでくれることになった。彼はこの物語を可能な限り共感できるものにしてくれるはずだ。マイケル・B・ジョーダンと2人で、ノックアウトしてくれる映画を届けてくれるはずだ」
自分自身が『ロッキー』でチャンスを掴んだように、『クリード』でまた若き才能ある監督にチャンスを与えている。
「スタローン、カッコエエ!!」
スタローンは筋肉ムキムキのアクション俳優だけではなく、映画を愛する映画人。
また『クリード』の続編は、クリードの父親であるアポロを『ロッキー4』の試合で殴り殺したドラゴが関連したストーリーになっているという噂も!!
クリード対ドラゴの息子なんていう対決が観られるのかもしれない!!
それともドラゴ登場か!!
めちゃんこ楽しみ!!
「ロッキー」シリーズが世代を超えて、僕たちを熱くさせてくれる!
いずれ誰かの孫が主人公になって引き継がれていくのではないか!
永遠に続くぞ!
『クリード2』(原題)は、2018年11月21日に全米で公開。
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