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【With Corona】-コロナでの外出自粛からの表現者たち-

から人が消えて、
外出自粛を要請された僕たちは、
家の中で過ごす時間が必然的に多くなった。

東京で開催する予定であったオリンピックは延期を余儀なくされて、
来年開催の予定すら目途が立たないでいる。

来年にワクチンが開発される保証なんてない。

莫大な費用がかかる東京オリンピックを開催するのであれば、
その予算を保障に回すことで救われる国民がいるのも確かだ。

また中止になれば大きな痛手を喰らう企業もあるだろう。

そして、
何よりも東京オリンピックに向けて、
血の滲むような練習をしてきた選手たちや関係者の気持ちを考えるとやりきれない。

誰が悪いわけでもなく、誰も責めることが出来ないから、
気持ちのぶつけようもないのだ。

 

時の首相は、
国民一世帯当たりにマスク二枚を配布すると意味不明なことを発して、
結果、マスク二枚すらロクに配布することも出来ずにいた。

自粛要請によって国民は互いに協力し合っていたが、
仕事に支障をきたした人々の保障は後手後手に回り、
国民一人当たりに支給される給付金10万円も
スピード重視と言いながら、驚くべきスピードの遅さで、
僕たちの政府に対する不信感は日増しに大きくなっていった。

 

そんな中で、【表現者たち】はどう過ごしているのだろうか?

 

2011年の東日本大震災があった際に、
多くの表現者たちが無力感に陥った。

こんな時に娯楽は必要なのか?

「自分の信じていた仕事」に対する自信を失う状況下にいた表現者たちは、
それでも「自分たちに出来ること」を模索して、
被災者を激励した。

ミュージシャンは現地で歌い、お笑い芸人は笑いを届けた。

不謹慎だと揶揄する声も上がるのは仕方のないことではあったが、
いつまでも不謹慎を抱えて生きていくのでは前に進めない。

 

震災の時と違って、今回のコロナウィルスは、
「誰かが誰かを助けに行く」という図式が当てはまらなかった。

 

「誰も助けに行けない」中で、
世界中が封鎖されて、隔離された。

幸いにしてインターネットがあることによって、
リモートワークやオンライン飲み会での交流をすることが出来る。

インターネットを繋げば、娯楽を楽しむことが出来たのだ。

表現者、モノづくり、アーティストやクリエイターは、
外出自粛要請の中で、
一体どのように過ごしていたのだろう?

家の中で創作活動を続ける人もいれば、
自粛要請が明ける時のために勉強をする人もいる。

暇だからと言って何もしない人もいるかもしれない。

どんな過ごし方をしようが個人の自由だ。

こんな時だからこそ、
のんびり休むのもいい。

一人の時間を大切にするのもいいし、
家族との時間を大切にするのもいい。

僕の心の中にはいつも尊敬する漫画の神様である手塚治虫先生がいる。

手塚治虫先生の『紙の砦』というコミックの中では、
戦時中でも
漫画を描いている手塚治虫少年がいた。

教官に体罰を受けながらも、
漫画をひたすらに漫画を描いていたのだ。

戦争が終わった時、
手塚治虫少年は飛んで大喜びをした。

「これで漫画が描けるぞー!!好きに描けるぞー!!」と。

立ち止まっている暇はない。

明日、何が起きるかわからない世の中で、
僕たちはコロナとともに、
自分たちに出来る表現を作り続けていくしかないのである。

紙の砦

手塚治虫  (著

Amazon

Kindle

 

https://unsplash.com/@unitednations

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