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電子書籍の未来はどうなるのか?

人的には紙の本が好きである。

電子書籍は何だか味気なく物足りない。

でもiPhoneでKindleのアプリをダウンロードして電子書籍も読んでいる。

近々Kindleも購入しようと考えている。

今のところ本棚に残しておきたいと思う本は紙の本で購入して、内容だけ知りたいものは電子書籍で購入する。


電子書籍化した方がいいと思うのは先ず学校の教科書だ。生徒に学校指定のタブレットを配布して教科書は全てデータで保存すればいい。毎年教科書を買い換えなくていいし、ランドセルにアホほど詰め込んで通学しなくていい。タブレット代も1万円あれば充分だろう。親御さん達の教育費も削減できる。

あとは新聞。単純に新聞配達員はいらなくなる印刷所へのコストもかからなくなる。新聞契約の際にタブレットを配布してあげればいい。朝と夕方に記事を配信すればいい。

ネットニュースの方が情報が早いから、いずれ新聞もなくなるか。

テクノロジーが進歩しても一向に紙媒体で運営しているのは利権が絡んでいるから。進歩により仕事を奪われる人達が急増する。しかし、その波は止められないわけだから、いつの日か衰退していくのは仕方ない。

写真がフィルムからデジタルに移行した時、必然的に町から現像屋さんはなくなったように。

僕たちの生活を変えるのは政治ではなくテクノロジーなんだから。

では書店で流通している本はどうなるのか。

書店も年々潰れていってるのは事実。

僕個人は書店が好きで書棚に並んだ本から読みたくなるような本が見つかることもある。それはネットでは出会わなかっただろう本だ。

だから書店は存在してほしい。紙の本もなくならないでほしい。

だけど流通において中間業者は今後どんどんなくなって行くだろう。

何故なら今ではお客さんと著者がダイレクトに繋がるようになったから。要は誰かを間に通さなくてもモノが販売出来るようになった。

電子書籍なんて、まさにソレなんだ。

編集者も印刷業者も必要なく自分で作った電子書籍をAmazonなどで販売すれば、Amazonへの販売手数料はかかるが、その他の制作費やら紙の本にかかるようなコストは必要なくなる。

また自分のサイトだけで販売すればコストもかからず印税は丸々著者のものになる。

電子書籍のメリットも大きいけど、誰でも簡単に作れる電子書籍はその手軽さ故にクソみたいな書籍が並ぶデメリットもある。

昨今、情報商材を扱うような人たちが薄っぺらのペラペラ電子書籍を出して、紙に印刷したらレポート用紙数枚位の粗悪な電子書籍が氾濫している。もちろん内容もペラペラだ。

電子書籍に可能性を感じつつも、そこに電子書籍への抵抗感がある。

紙の本と電子書籍の素敵な住み分けが出来れば両輪ともうまく回っていくのだが。

電子書籍を売るには、やはりタブレットをもっと安く提供すること。それは制作コスト的に厳しいのか。

単純に1000円で電子書籍用タブレットを購入出来たら電子書籍を買う人も増える。

しかし今やスマホは当たり前のように誰もが持っていて、スマホがあれば電子書籍を読むことは可能だ。

ってことはハードを安くすればソフトが売れると言う事でもないのか。

いずれにしても5年後、10年後には、テクノロジーの進歩で、僕たちへの書籍の提供の仕方は、否が応でも変わっているだろう。

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