世界中で評価の高い『ミッドサマー』を観てみた。
『ミッドサマー』 映像と監督のセンスは良いが、 僕は全然ハマらなかった。 監督:アリ・アスター 出演:フローレンス・ピュー, ジャック・レイナー, ウィル・ポールター, ウィリアム・ジャクソン・ハーパー, ヴィルヘルム・ブロングレン |
長編デビュー作『ヘレディタリー 継承』が高い評価を集めたアリ・アスターが監督と脚本の第2作目の異色ミステリー。
スウェーデンの奥地を訪れた大学生たちが遭遇する悪夢を映し出す。
『ファイティング・ファミリー』などのフローレンス・ピューがヒロインを演じる。
『トランスフォーマー ロストエイジ』『ローズの秘密の頁(ぺージ)』のジャック・レイナー、『パターソン』のウィリアム・ジャクソン・ハーパー、『レヴェナント 蘇えりし者』『メイズ・ランナー』のウィル・ポールターらが共演。
2019年製作/147分/R15+/アメリカ
原題:Midsommar
配給:ファントム・フィルム
家族を不慮の事故により失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人たち5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”に訪れた。
太陽が沈むことがない村は、美しい花々が咲き誇り、優しい住人たちが陽気に歌い踊る、楽園のように思えた。
しかし、そんな幸せな雰囲気に満ちた村に不穏な空気が漂い始め、妄想やトラウマ、不安、そして恐怖により、ダニーの心は次第にかき乱されていく悪夢が始まっていくのであった。
かなり評価の高い作品らしいが、僕は全然ハマらなかった。
何がそんなに世界中の人たちを魅了したのだろうか。不思議でならない。
新感覚ホラー?別に怖くも何ともなかった。
映像のビジュアルは確かに面白いなぁとは感じることもあった。
だけども映画の内容にはノリきれない。
ホラー映画的な「怖さ」ではなくて、「気持ち悪さ」がある映画だと評している方々もいるが、さほど気持ち悪くもない。
不思議で不気味な世界観であることは理解出来るし、映像センスも素晴らしく、監督の「センス」という「センス」を散りばめていて、「面白くなかった」と述べるのは「センスがない奴」と思われそうで躊躇してしまいそうな映画だ。
映像、監督のセンス、それは良かった。
だけども勇気を出して僕は言おう。
「全然、面白くなかった」
ってなところで、「カット、カット」。
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