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映画『潮騒 (1975)』ネタバレ・あらすじ・感想。

島由紀夫原作の『潮騒 (1975)』を観たのだ。

『潮騒 (1975)』
若かりし頃の二人が魅力的。
全裸で焚火を飛び越えた先の純愛。
監督:西河克己
出演:山口百恵三浦友和初井言栄

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解説

 
美しい海の大自然を背景に若い男女の愛を描いた、三島由紀夫による同名小説の四度目の映画化。

 

潮騒

三島由紀夫  (著)

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山口百恵と三浦友和のゴールデンコンビの共演。

伊豆の踊子(1974)』の西河克己が監督。

脚本を須崎勝弥が務める。

1975年製作/93分/日本
配給:東宝

 

あらすじ

 
伊勢湾の歌島に住む漁師の新治と、村一番の金持ちである宮田照吉の娘の初江が出逢う。


新治は初江と会い意気投合して、秘密の場所で会うことを約束。

嵐の日に、びしょ濡れになった新治と初江は、観的哨跡で焚火をはさんで裸になった。

やがて噂が村中に広がり、二人の仲は引き裂かれる。

日の出丸に乗り込み訓練を受けることに新治だったが、そこに初江の婿となる安夫が乗り込んできた。

 

感想

 
幾度となく映画化されてきた三島由紀夫原作の本作。山口百恵と三浦友和が共演した映画を初鑑賞した。

歌島という小さな島で恋に落ちた二人の物語は、小さな島なのでラブストーリーとしても小さな物語である。新治と初江が嵐の夜にイチャついていたことが噂になり、初江の父親に反対されただけの話だ。

『ロミオとジュリエット』のような壮大なラブストーリーではない。小さな島での小さなラブストーリーでしかない。

現代だと同じ設定で映画化されたとしても、物足りないのではないか。

若かりし頃の山口百恵と三浦友和は確かに魅力的なので、二人のやり取りに魅了される作品なのは理解出来る。

焚火を前に居眠りしてしまった新治のところに、初江がやって来て嵐で濡れた衣服を脱ぎ始めるが、まさかの下着まで脱ぎ始める淫乱ぶりには驚いた。目を覚ました新治に「見ないで!」と叫んでも、それは無理な話だ。

「俺も脱げば恥ずかしくないだろ?」と新治まで脱ぎ始めるが、「まだ裸じゃない!」と、ふんどし一丁の新治の男気も報われず呆気なく初江が却下。フルチンを要求され、新治も仕方なしにふんどしを取るという驚愕の展開に。

さらには焚火の炎を前に「その火を飛び越えて!」と、朝ドラ『あまちゃん』で観ていた名シーンの本家版を目の当たりに。

焚火の上を全裸の新治が飛び越えるという、おぞましい光景が繰り広げられる。

火の中に足を突っ込んで火傷をしていたら大惨事である。股間を火傷をしなくて良かった。

そこまで覚悟を決めて初江を抱きしめようとする新治に、「嫁入り前にこんなことをしたらイカン!」と拒む初江。これでは蛇の生殺し状態。あまりにも新治が可哀相過ぎる。全裸になり焚火まで飛び越えたのに。残酷だ。

だが、これぞ純愛というべきなのか。全裸で焚火を飛び越えた先の純愛なのだ。

一番意味がわからなかったのは、海女さんたちの乳比べだ。「どうや!デカいやろ~!」と自慢し合って遊んでいるが、何やねんこれ?

おかしなシーンも色々あったが、それでも三島由紀夫原作なので、物語はしっかりしている。

ラストは良かった。初江の父親が二人の恋を反対しているわけではなく、実は新治を試していただけでイイ父親だったのだ。

小さな島での小さなラブストーリーで、そんなに大事件が起こるわけでもなく、大困難が訪れるわけではないが、三島由紀夫原作の山口百恵と三浦友和のコンビでフツーに楽しめた作品であった、といったところで「カット、カット」。

 

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