4年ぶりの故郷・奈良へ。
2019年の帰郷以来、コロナ禍で行動制限をかけられ県外移動をなるべく控え、故郷へ帰ることさえも自由に出来なかった。
今年4年ぶりとなる奈良。高校の同級生との飲み会や両親との月ケ瀬温泉等、思う存分にGWを満喫させてもらったが、今回は奈良と京都の寺社仏閣を巡った『参拝記』を記していく。
先ず5月1日には奈良を巡った。
最初に訪れたのは奈良市西ノ京町にある法相宗の大本山の仏教寺院『薬師寺』。
今回、12年の歳月をかけ国宝「東棟」大修理が完了したことで、2023年4月28日~2024年1月15日まで東塔初層内と西塔初層内の中村晋也作『釈迦八相像(東塔因相・西塔果相)』を一般公開されていた。
奈良に18年間住んでたが、薬師寺をしっかりと見た記憶はなく、今回じっくりと見させていただいて大いに感動。
東塔、西塔を拝観して『釈迦八相像』に魅入る。西塔では法話も聴いた。『釈迦八相像図録』も購入。
金堂で拝観した『薬師三尊像』に大感動。薬師如来を中央に向かって右手側に日光菩薩、左手側に月光菩薩が輝く。
薬師寺は来年も、じっくりと参拝したい。
薬師寺に感激しまくった僕はネット注文で薬師寺関連のDVDを注文したのだった。
次に訪れたのが生駒郡斑鳩町にある聖徳宗の総本山『法隆寺』。
法隆寺にも17、18歳位に来た写真も残っているが、写真を見ても記憶になし。全く思い出せない。
世界文化遺産の法隆寺の広大な境内は拝観する場所がいっぱい。
法隆寺は世界最古の木造建築群といわれており、五重塔も然り。
金堂の中も拝観。
薬師寺と法隆寺を参拝して、大満足。
昼は優に過ぎラーメン屋でも寄りたい想いが強まるが、どうしても橿原市の『橿原神宮』を参拝しておきたくて時間を急いだ。
何を隠そう僕の育ちは奈良市の方が大きく占めているが、生まれは橿原市で、住んでいた最寄り駅は橿原神宮駅なのだ。
そんなこともあり橿原神宮での参拝はどうしても外せない。
鳥居をくぐり広大な境内を歩く。敷き詰められた玉砂利を音を鳴らしながら歩いていく。
『日本書紀』において日本建国の地と記された橿原。橿原神宮には天照大神の子孫である初代天皇の神武天皇と皇后が祀られている。
この日は薬師寺と法隆寺と橿原神宮を参拝して、結局午前中から夕方まで食事する時間を惜しみ、濃厚な寺社仏閣巡りとなった。
天気も快晴。気持ちの良い澄んだ空気と清らかな空間の中を歩き、御朱印もいただき最高の一日となった。
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