彼の作品は面白い。
静と動。
静けさの中に、いきものたちのエネルギーが躍動している。画家の松本亮平さんのサイン画集が先日、届いた。
ページを開くたびにいきものたちの鼓動が聞こえる。
一枚の絵は黙ったまんまそこに存在するけれど、何かの言葉を発するような生命のパワーを感じる。
風の音や草木の音、いきものたちの鳴き声、足音、それが不規則な音楽会のように狂騒しながらも、耳を澄ませばひとつの美しい旋律に乗っている。
一枚の絵からは何も聴こえないんだけど、何かが聴こえるような気がするのだ。絵から感じる音をイメージしながら、画集を見てみるのもいい。またクラシックなのか、音楽を聴きながら見るのも楽しいと思う。
彼の作品には、いきものたちの「群れ」が描かれているが、またその表情ひとつひとつを見るのも楽しい。
絵を見るたびに何か発見があるんじゃないかな。
絵を描く時に、頭の中でどこまでイメージが固まってるのか気になりますね。描きながらも発想がどんどん出ているのかな。
このいきものたちのリアルが面白い。マンガチックじゃこんな風には表現出来ないから。
まだまだ松本亮平さんも若いし、今後もどんどん作品を描いて欲しいし、もっともっと世に出ると僕は確信しています。
これからもご活躍を楽しみにしています。画集、ありがとうございました。
松本亮平さんのFBページ
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