時間の合間合間に、イイ映画をチョイスしてイイ刺激を受けていく。

『新 感染』で圧倒的な存在感とカッコ良さが魅力的だったマ・ドンソクが、本作でも非常に魅力的。

物語は実話をベースに作られていて韓国警察 VS 韓国マフィア VS 中国朝鮮族マフィアの争いを描いた、とにかくタイトル通りの犯罪都市である。

本作の最大の魅力は、悪役が非常に恐ろしいことだ。

悪役が悪に徹すれば徹するほど、マ・ドンソクとの抗戦が際立つ。

パワフルな映画で臨場感あるシーンの連続！息を飲むほどの面白さなのだっ！！

サングラスをかけると、人間に紛れこんだ宇宙人の姿を発見することが出来る。

Ｂ級感満載の雰囲気にワクワクする。

プロレスラーが主役を演じていることもあり、無駄に長いケンカシーンが圧巻。

「なんやねん、このケンカ」と、ツッコミを入れたくなるほど延々とケンカをしている。

ラスト、映画の終わり方が非常に好き。

パリ行きの列車に乗った幼馴染みの三人組がテロリストに立ち向かったという実際の話を、その本人たちが演じているという「そりゃ、リアルやなぁ」という映画。

本作を観る前の予備知識もなく、その内容や経緯も何も知らないままで観ていたので、どんな映画なのか？ずっと知らずにいた。

ただただ若者が世界を旅するフツーの姿があり意味がわからなかったが、終盤でようやく事件が発生する。

映画の予備知識がなかったのでイイ映画なのはわかるが、事件発生までの展開が長かった。

観終わった後に「これ、実話だったの！」「演者もその本人！」という事実を知って驚いた。

本作は人の家で友人たちと観た映画。酒を飲んだ後で皆で話ながら観ていたのだが、バチクソ面白い映画だとわかって、どんどん引き込まれていった。

盲目の元軍人であるジジイの屋敷に三人組が強盗に入り、その屋敷の中で恐ろしい展開になる。

屋敷の中、登場人物が少数、限られたシチュエーションの中での展開の優れた脚本と演出力。

もう一度、冷静に一人でじっくりと丁寧に観直したい映画である。