師走ですわ~。あー、いそがし。
でも映画も観たい。本も読みたい。
映画の感想も、もっとキッチリと分析して、もっと調べてレビューしていきたいと思ってはいるのだけど、そうするとまた時間がなくなる。
という事で、今回もあっさりとした感想だけですみません。
『アルカナ』 物語はイマイチだが、 自主映画っぽさが面白かった。 監督:山口義高 出演:土屋太鳳, 中河内雅貴, 谷村美月 |
有名な役者さんが出ているんだけど、映画の雰囲気が自主映画っぽくて、それが逆に観ていて面白かった。しかし物語はイマイチだった。
あと刑事の先輩と後輩が、同じようなビジュアルで見分けるのが困るので、全然違うタイプのビジュアルにしてほしかった。
『マッド・ダディ』 狂気のニコラス・ケイジ。 期待ハズレ。 監督:ブライアン・テイラー 出演:ニコラス・ケイジ,セルマ・ブレア, ランス・ヘンリクセン |
ニコラス・ケイジの新作『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』を観に行くことが出来ずに、『マッドダディ』で我慢しようと観ることにしたが、それなりに期待をしていた。
しかし、なんか拍子抜け、期待ハズレ。終わり方もあっけなく、置いてけぼり感をくらう。
『BLEACH』 実写化はコスプレの学芸会。 チャンバラは良かった。 監督:佐藤信介 出演:福士蒼汰, 杉咲花, 吉沢亮 |
佐藤信介監督の漫画実写化の実績はスゴイと思う。
『ガンツ』『アイアムアヒーロー』『いぬやしき』にいたっては、実写化するにあたっての違和感はないが、さすが『BLEACH』は、コスプレ感満載になってしまう。
僕は『BLEACH』の漫画を読んだことがないので、原作との比較については何とも言えないが、前半の物語がダルかった。後半、チャンバラの殺陣は「日本のアクション」って感じで良かった。拳銃でバンバンやる感じなら、つまらない。
『ヒルコ 妖怪ハンター』 思う存分やっている! 素晴らしい情熱!! 監督:塚本晋也 出演:沢田研二 |
若き日の塚本監督作品。
最近の『野火』や『斬、』も、もちろん好きな作品なのだが、塚本監督も年齢を重ねるにあたって、作品のメッセージ性が強くなってきたように思える。悪く言えば、説教臭くなってきている。
現在の塚本晋也監督の作品も好きなので、どうにも複雑ではあるが『ヒルコ 妖怪ハンター』は、若き塚本監督の情熱がいっぱい詰まっている。メッセージ性とか、そんな事どうでもよくて、人の首がバンバンちょん切れる。
『死霊のはらわた』丸出しで、塚本監督の思う存分やっている感じが、たまらなく素晴らしい。
この記事へのコメントはありません。