趣味があることは自分の人生を豊かにしてくれるものだ。
無趣味なことは悪くはないが、「趣味があってイイねぇ」と趣味に興じている人を見ると人生を楽しんでいるようで羨ましい気持ちになるのではないか。
先日、『ミニマリストとコレクターのせめぎ合い。』との記事を書いた。
僕はミニマリストの暮らしに憧れる一方で、自分の好きな書籍やDVDを購入する欲を抑えることが出来ない。
部屋に家具や物が少ないだけで、部屋は広くなり掃除もラクになる。
逆に家具や物で溢れ返った部屋は狭く掃除も行き届かない。
物を処分して売却したりしながら、出来る限り部屋をスッキリさせてシンプルな暮らしを送りたいと思っている。
部屋に物が溢れ返っていると、引っ越しする時も一苦労である。
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僕は最小限に所有物を減らして、身軽に引っ越したり動き回りたい。
大きな家具を運ぶために引っ越し業者に依頼して数十万円の料金を支払う位ならば、自分の車で運べるだけの荷物と宅配便で運送する位の荷物で引っ越しをしたいのだ。
引っ越し業者に支払うはずであった料金で、新たに必要な物を買い揃えればイイ。
コレクターを継続させていくのにも、資金が必要になってくる。
全てを新品で揃えるのは至難の業だし、金銭的にも優しくない。
発売初日にゲットしたい新作以外は、中古品で買い揃えていくのが望ましい。
更に安く購入することに成功した場合は、浮いたお金で別の商品を購入することも出来る。
では、『コレクターのための節約術』を紹介していきたい。
先ずは、その商品の適正価格を知ることである。
例えば【A】という商品が欲しいと思った際に【A】の適正(相場)価格が2000円だった場合、それ以上の価格で購入することは御法度だ。
2500円で購入した場合は500円の損失と考え、節約術には該当しない。
その500円があれば、他の安いDVDや書籍をおまけに購入出来る。
適正価格が2000円の商品を、1500円で購入出来た場合はラッキーだということだ。
【A】の商品を購入する際に、ひとつのサイトではなく数種類のサイトをチェックして適正価格を調査する。
Amazon、楽天市場、メルカリ、ラクマ、ヤフオク、PayPayフリマ、これらのサイトをスマホにアプリでダウンロードしておき、【A】の商品の価格を調べる。
【A】の商品が大体2000円位で売買されていることを知るだろう。
その中で最安値を見つけて購入する前に、メルカリ等のオークションサイトで過去に販売済の2000円未満の価格をチェックする。
「え?800円で販売されてたの?安っ!!」なんていう過去の履歴を見て、【A】の商品を2000円未満で購入出来る可能性を見るのだ。
これを、まるで株価の変動をチェックするように【A】の価格変動を見る。
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普段2000円位で出品されている【A】の商品が、お得に購入出来る日を待つ。
ただ、数百円の価格変動を毎日のようにチェックするのもバカバカしい場合は、時間との折り合いが必要である。
数百円安く購入するために、数か月間も【A】を購入することが出来ずに時間を捨ててしまっては意味がない。
どうしても欲しい商品ならば、「金銭の節約」よりも「時間の節約」を優先して、とっとと購入した方が良い。
今回【A】というひとつの商品に固執したが、【A】【B】【C】【D】と幾つもの欲しい商品をリストアップして、まとめて調べるのがイイ。
毎日チェックしていると、【C】が激安価格で出品される時が来るので、その瞬間に購入するのだ。
また漫画コミックで全10巻の商品を買う場合、まとめて全10巻の価格を検索するのと同時にバラ売りも検索する。
全10巻まとめて4000円位で売買されている中で、バラ売りを集めた方が安くなる場合もあるのだ。
バラ売り1冊約300円ならば10冊集めて3000円である。
コレクターの方は金銭感覚に無頓着な方が多い印象があるので、家計簿アプリを使って自分の趣味にどれだけお金を使っているのか把握しておいた方がイイだろう。
コレクションをすることは楽しいが、商品を購入するまでの過程もゲーム化しながら節約をして、より一層人生を豊かに楽しんで暮らしていけたら最高ではないだろうか。
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