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ミニマリストとコレクターのせめぎ合い。

る時期、僕はミニマリストに憧れを抱いたことがあった。

家の中にある殆どの所有物を整理して何も持たない暮らしを送ろうと試みたが、上昇カーブを描くように物を収集している自分がいた。

今でもミニマリストに憧れはある。出来るだけ物を減らしてシンプルな暮らしを設計したい。

Photo by Bench Accounting on Unsplash

 

ミニマリストとコレクターのせめぎ合い。

 
変な話、40歳手前の時期に「終活」を考えていたことがあり、人生を終える準備を早々にしていたのだ。

自分の人生を終える準備をしている時に物を増やす理由がなく、出来るだけ身辺整理をして身軽になっていたかった。

その一方で、アートやエンタメに一生を捧げたいと思い、24時間それらのことを考えているうちに、コレクター魂に火が付いてしまったのである。

Photo by Anne Nygård on Unsplash

ミニマリストに憧れを抱きつつも、書籍やDVDを買い漁っていたりして、購入した物を手放すことも出来ない。

「電子書籍」や「配信」に落ち着けば解決する問題ではあるが、好きなものはカタチとして所有していたいのが昭和生まれの気質であろう。

漫画を買う時は一冊ずつ購入するのではなくて、イッキに全巻購入しなければ気が済まない。

そうすると一瞬で、部屋の中に「全20巻」とか数十冊の漫画本が積み重なるのである。

ミニマリストに憧れてはいるが、ミニマリストの生活風景を客観的に見ていると「つまらなそう~」と感想を抱くのも本当のところで、彼らが何もない部屋にポツンと座っている姿は囚人と何ら区別がつかない。

それに比べてコレクターの方々は皆「楽しそう」である。

自分の自慢のコレクションを前に披露する姿はイキイキとしており、そういった大人の趣味を大事にしている人を見ると「カッコエエ!」と思うこともまた事実。

みうらじゅんさんや山田五郎さん、所ジョージさんなど、自分の趣味を楽しみコレクションしている姿は「永遠の少年」を見ているようでカッコ良く憧れるのだ。

僕が実践したミニマリスト術では、家の中にある大きな家具を処分したこと。

食器棚やレンジ台、テレビ台、本棚、チェストなど、大きな家具を一掃したことで部屋が広くなった。カーペット類も処分。

ミニマリストの方がよく言う「バスタオルはいらない」「ハンドタオルで十分」との言葉を信じて、バスタオルを処分してハンドタオルに買い替えたが、僕的にはハンドタオルでは拭ききれず結局バスタオルを購入することになった。

その際、タオル類は全て同一色で統一することをオススメする。ホテルのタオル置き場のように、同一色で整頓されたタオルは見栄えがスッキリしている。因みに僕は全てブラックで統一。

インテリアは同一色でまとめた方がイイと思い、何か商品を買う時はブラックのものを購入するようにしている。

食器類は陶器のものを全て処分した。あいつらは割れやすいというマイナスポイントを気にすることなく堂々と食器として主張してくる。「食器にわざわざ割れやすい材質のものを使うかね!?」。

Photo by Marília Castelli on Unsplash

「あー、割っちゃった!!」と言って破片を拾い集めている姿を幾度と見ただろうか。

そこで僕はブラックを基調とした割れにくい食器に買い揃えた。プラスチックは安っぽいのでダメ。本当はステンレスの食器がベストだが、ステンレスはシルバー色のものが多くブラックがほぼほぼない。キャンプ用品として割れないステンレス食器が出回っているが、何故家庭用の食器は陶器製のものが主流なのだろうか。子供が安心して使える給食用の食器を見習うべきではないか。

生活スタイルではミニマリスト的な要素と自分なりの工夫をして、快適に暮らせるように実践中ではあるが、収納棚に収まりきらない書籍とDVDについて頭を抱えている。

Photo by Jurian Kersten on Unsplash

「収納棚を買えばイイやん」と指摘をされそうだが、収納棚を買うと、その収納スペースを埋めたくなるのが心情だ。

空いているスペースがあれば、何かで埋めたくなるだろう。

Photo by Onur Bahçıvancılar on Unsplash

収納棚を購入することによって、収納棚分のスペースで部屋が埋まり狭くなることも忘れてはいけない。

そこで考えたのが押し入れ収納棚である。収納棚にキャスターが付いていて、普段は押し入れの中に収納しておく。これが今、考えている苦肉の策ではあるが、正直、収納棚は増やしたくない。

衣類等はキャスター付きのチェストに入れて、チェストごと押し入れに収納している。これで部屋が広くなる。

ミニマリストにもなることが出来ず、コレクターになることも出来ない。

僕の中で両者がせめぎ合って、僕を酷く苦しめている。

「四次元ポケット」が開発される時が来るのは、一体いつになるのだろうか?

 

Photo by Bruno Guerrero on Unsplash

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