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アーティストの引退と生き様の美学

倫スクープによって引退を決意した小室哲哉さんの事で大きな波紋を呼んでいるが、僕がいつも思うのはアーティストを一般社会の常識の枠にはめるなって事。

そもそも彼らは幼い頃や学生時代にも周囲とはかけ離れた感性を持ち、常識の枠からハミ出し続けてきた者が多くいる。その突出した感性や才能に、世間は魅了されて彼らの作品を愛する。

しかし昨今、世の中は世間の常識の枠にアーティストをがんじがらめに押し込めようとしている。

小室さんが不倫をしていたかどうかなんて正直どーでもいいし、仮に不倫をしていたとして何も驚くべき事ではない。小室さんほどの才能があればモテるのは当たり前の事なのだ。愛人の一人や二人いたっておかしくない。「愛人いた事ありません」って言う方が信じられない。

不倫なんて許せない!と言う主婦たちは多いが、もしも福山雅治や福士蒼汰に口説かれたら、それでも主婦は自分を律する事が出来るだろうか?見た目が自分好みですごく優しくしてくれて、一緒にいて楽しい相手が自分に恋愛感情を抱いてくれた時に、それでも抑える事が出来るだろうか?

僕は出来ない。いくら頑なにカッコつけて、その女性を拒んだとしても僕のチンコは勃っているに違いない。

引退について


アーティストの引退、いわゆる引き際についても人それぞれの価値観があり美学がある。

小室さんは内心「めんどくさ。やめよ」って気持ちがあったんじゃないかな。

自分のプライベートは監視されてプライバシーも何もなくなって、人の足を引っ張っるだけの報道をされたとしたら、「めんどくさ、やってられん」僕ならそう思う。

会社員ならば定年退職する事が引退だけど、芸能人やアーティストは自分でその決断をしなければいけない。

生涯現役である事は理想だが、彼らが引退を決断するには、世間の常識の枠では測り知れない葛藤があるのだと思う。

そこには自分なりの自分だけが納得する美学がある。

小室さんは若くして成功した。

安室奈美恵さんもそうだし、「引退」なんて事を言う人は皆そうだ。

40代50代で花開いた人たちは、売れない時代に「夢を追う事を辞める」と考えたこともあるだろうが、売れた後は遅咲きでの苦労の蓄積された想いがある分、生涯現役と考えるのではないか。

若くして成功すると、どこかで「もう休みたい」とか「自分のピークは終わった」とか、「引退して他の事をしたい」という思考になるんじゃないか。

宮崎駿監督のように引退を発表しても、また「長編アニメ作る!」というのが、やっぱりアーティストで常人には理解できない境地にいる。

だからこそ類稀れな作品を生むのだ。

不倫騒動のひとつで、今後世の中に与えてくれる感動を全て皆無にしてしまうのは何よりも僕たちにとって多大な損害なのだ。

僕は野次をとばす外野よりも、アーティストの味方でいたい。

Photo by Brandon Erlinger-Ford on Unsplash

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