秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部で開催された『秋葉原怪談』に6月24日に行ってきたのだ。
兄と寺社仏閣巡りや美術館に行って怪談イベントの開場まで時間が余ったので、電車を使用せずに根津神社から秋葉原まで徒歩で向かう。喫茶店で茶でもシバこうかと思ったが、イベント会場は喫茶店も少なく土曜ということもあり店内は満杯。結局、自販機で缶コーヒーを購入して近くのベンチで茶をシバいた。
開場前のビルの前では怪談好きのファンたちが集い賑わう。
僕もイベント前に記念撮影を。
さて今回の見どころはポスターでも理解出来るように「ファンキー・中村」さんが大きく扱われ、その隣に怪談恐不知の「山本洋介」さんがいることだ。
最近怪談ファンになった僕には過去に何があったかは知らないが、10年前から両者には何かしらの因縁があり、今回10年ぶりというか初対面を果たした。
イベント前半は怪談師7人による怪談披露。
プレゼンターの宮代あきらさん、MCの吉田悠軌さん、鈴木さん九さん、いわお☆カイキスキーさん、オンラインからの参加で西浦和也さん、山本洋介さん、ファンキー・中村さんの7人が順番に怪談を披露していく。
トップバッターは宮下あきらさんの「合コンでの怪談」、吉田悠軌さんの「ガードレール事故死の女性」、鈴木さん九さんの「アパートの部屋の霊道」、いわお☆カイキスキーさんの「祭り上げられた人の末路」、西浦和也さんの「建築現場での鉄骨」、山本洋介さんの「呪物を贈った男」、ファンキー中村さんの「峠道で起きた事故」を披露(*怪談タイトルは勝手に僕が付けたもの)。
ファンキー・中村さんはYouTube等でまだ話していない今回のイベントで蔵出し怪談を初披露。流石の語り口調、40年の達人的話芸を生で堪能出来たことが至福のひと時であった。
前半パートが終了して10分間の休憩。
後半は乱闘必至のフリートークのゴングが鳴った!!
MC吉田悠軌さんが進行で予め募集していた「お客さんからの質問」を出演者の方々に投げかける。
「人間はやっぱり話さないと分からないね」とファンキーさんが山本洋介さんとの過去の確執に触れ、今回顔を合わせたことで互いの気持ちが優しく溶けていったようだ。
配信も有料コンテンツであるため詳細には触れないが、結局は人間対人間なので顔を合わせ膝を突き合わせて語り合えば、大抵のことは理解出来るのではないだろうか。
もちろん顔を合わせたことで「お前の顔なんて二度と見たくはねーよ!」という最悪な結果もあり得るが、ファンキーさんも山本洋介さんも互いに相手を好いていることが伝わってくる。山本洋介さんはかなりファンキーさんのことをリスペクトしているように見え、懐の深いファンキーさんは山本洋介さんを優しく迎えている。
話せば分かり合えることと、約10年の時が解決してくれたこともあったと思う。当時では感情がぶつかり合ってしまったことも10年の年月を経て「もうイイんじゃね」と、何のわだかまりもなくなってしまうことがある。むしろ「久しぶりにゆっくりと話したいね」という気持ちになるものだ。
ファンキーさんが「2013年事件」と名付けた事件の真相も語られる。
詳細をブログで語ることは避けて、ここまで。
後半のフリートークも興味津々で、平和的にトークが進んでいたので非常に楽しめた。
フリートーク終了後には写真撮影のサービスタイムが。
幕が閉じてイベントが終わった後に出演者さんたちが会場に現れ、ファンたちと写真撮影等の雪崩状態。
意気投合したファンキー・中村さんと山本洋介さんの周りにファンが集まる。
念願のファンキー・中村さんとツーショットの写真撮影。
吉田悠軌さん、鈴木さん九さんと。
今回のイベントには出演していないが客席にいた、以前『島田秀平のお怪談巡り』の観覧時に声をかけさせていただいたえんぎかつぎさんと写真撮影。また3月に独演会に足を運ばせていただいた夜馬裕さんとも撮影をさせていただき感無量。
多くの怪談師の方々と声をかけ写真を撮っていただき時間も足りず、今回は宮代あきらさんと怪談恐不知さん(毛利嵩志さんも観覧に来ていた)との写真は断念。次回以降の『秋葉原怪談』の際の楽しみにとっておこうと思う。
怪談とフリートーク、イベント終了後のファンサービス等、非常に満足度の高い怪談イベントであった。
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